日本百名山の恵那山トレッキングその17最後の登山者


 下山を始めて30分の12時が広河原ルート最後の登山者。

 かわいい山ガールとイケメン山ボーイの4名。一生懸命に汗を拭いていた。

 5/10辺りだったので「上るの?下りるの?」と聞いてしまった。

 登頂は13時過ぎるのでは?

 シュラフを背負っている感じもないので下山完了は17時ごろ?

 朝の涼しい時間の稼ぎがないと、夏は2倍ほどの時間が要する日がある。水分の消費も激しい。

 山中慎一朗は山頂避難小屋までに800mlの水で済んだ。いかに少量の水分摂取で山を歩くかが林業。

 歩き始める時間帯、歩く時の呼吸の仕方、どこで立ち止まり、どのタイミングで水を飲むのか、水温が決め手となる。塩分を含んだスポーツドリンクはのどが渇くのでNG。

 林業で培った山歩きは登山のセオリーとは全く違う。

 マラソン選手が汗を拭かないように山中慎一朗も汗を拭かない。タオルもハンカチも持たない。

 汗を100%活用することが自然のセオリー。

 人間の身体のシステムと自然のシステムのタイミングとバランスを図ることが最もローカロリーの山歩きとなる。

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