知床シーカヤックエクスペディションの新谷暁生ガイドの連載「北の山河抄」8回目は「ガイドの責任」。
「岳人」(東京新聞)8月号を読んだ。
JICA森林施業研修ガイドから森林セラピー、資格取得、認定講習、アドバイザー派遣、補助金、コンクール、研修生養成と行政が主導する流れでガイドキャリアを進めてきた山中慎一朗を原点に戻してくれたのが知床エクスペディション。
「ガイドとは?」を酒を飲みながら交わした知床での新谷暁生ガイドの言葉を思い起こした。
トムラウシの事故後も登山ガイドの資格が講習会で取得できる。そんなガイドが次々でデビューしてゆく。責任をとるのはガイド。発注・雇用団体も責任を問われる。
「客の安全を守るのがガイドの仕事だが、質の高いガイドを育てるのは難しい。制度で経験は教えられない」
知床シーカヤックエクスペディションの後継者は育てないようだ。
コメント
コメントを投稿