寝苦しい夜に思い出す沖縄の夜from森林セラピスト

 沖縄にも森林セラピー基地がある。

 国頭(くにがみ)村。

 時代は平成になり間もない頃のバブル崩壊前、ホテルの取材撮影で国頭に行った。その時からクニガミと読めるようになった。

 スポンサーは日経BP。

 無事に撮影も終わり、クライアントの広告代理店プロデューサーと制作プロデューサー山中慎一朗とディレクターで、夏休みをそのまま国頭で過ごすことにした。

 自腹での宿泊は格安の民宿。男三人で川の字で寝た。

 沖縄だけあって部屋にはクーラーがついていたのだが30分100円。200円入れても30分だけ、300円入れても30分だけ作動する。

 30分ごとに誰かが起き出してクーラーの前に積んである100円玉を握りしめクーラーに投入する夜を過ごした。

 沖縄県国頭郡恩納村の民宿バブルの夜は、寝苦しい夜に思い出す。

 朝も早よからすぐ近くのANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートでバブルを楽しんだ。

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