前々日から雨が続き、当日の天気予報も午前中は曇りでありながら午後から雨と雲行きの怪しい中、申込者から「雨でもやるのでしょうか?」と問い合わせの電話がありながら、自分の晴れ男を信じて「雨でもやりますよ。カッパを用意して下さい。雨は降らないと思いますが」とのお応えで、見事に雨も降らず楽しい森林散策となりました。
定員5組で参加者は3組4名でした。定員が少ないのには意図があります。参加者がすぐ仲良くなるからです。参加者がガイドへの質問もしやすいです。ガイドの一方的な案内ではなく、ガイドと参加者の両方向的なツアーではなく、参加者どうしもガイドとも話が盛り上がる多方向的なツアーにするためには、参加者は3〜5組が限界かと思います。今日もみなさんすぐに話を初めした。
「タンチョウの森」とは釧路湿原鶴居村にある農場の中にある森です。個人の私有の森です。いつもと言って良い程タンチョウに会えるので「タンチョウの森」との名前にしました。実際今日も2羽のタンチョウに会えました。もちろん参加者は大喜びです。
森での収穫はヤマグワの実とワラビです。ヤマグワの熟した実がありましたので、それぞれみなさんに食べていただきました。みなさん初めてで「おいしい」とのご感想でした。山のものは何でもおいしいです。この時期でも出たばかりのワラビもありまして、おみやげにお持ち帰りいただきました。
森歩きの次は牧草地を巡ります。高台まで上がり鶴居村周辺の景観を独り占めしていただきました。プライベートファームならではの贅沢です。晴れていれば雄阿寒岳、雌阿寒岳、斜里岳まで望めるのですが、今回は厚い雲が遮りました。
農場には畑がありまして、数十種類の野菜を栽培しています。森歩き、農場歩きの次は畑歩きです。オーナーの先導で野菜のご案内です。今年は低温でキュウリ、ナスの成りが悪いとの事。参加者のみなさんも家庭菜園をされているようで興味津々でした。写真はカボチャの受粉と選定のお話を聞いているところです。
ハスカップの採り食べ放題、ブロッコリー、レタス、トマト、アイスプラントをその場でもぎ取っての産地直売となりました。
最後は北海道産の馬のどさんこを眺めながらの癒しのひと時です。
参加者と一緒に「どれみふぁ空」でランチを食べながら山中慎一朗へのプライベートな追求も弾み解散とさせていただきました。
ガイドの解説を聞いて歩くのではなく、ワイワイガヤガヤとみんなで話しをしながら森を歩くツアーが、山中慎一朗スタイルです。参加者のみなさんにもそれを楽しんでいただけたようです。
森のセラピー、ファームセラピー、アグリセラピー、ホースセラピーにあふれたタンチョウの森です。
いかがですか?一度お試しください。確かな情報よりも楽しさを追求しながら森を歩いています。
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