静岡県袋井市の油山寺でチャノキの花がまだ咲いていた。さすがにもう香らないかと、いくつかの花の香りをかいでみた。
10月23日の厚木市での森林セラピスト資格認定講習のフィールドワークで、樹木医&森林インストラクター&環境カウンセラーの石井誠治さんが講師となり、茶樹の花の話をした。
「森林セラピーは五感で森を感じる」
「チャの木の花は香るのか?香らないのか?」
上の写真は、順番に茶の花の香りをかいでいるところ。
「答えは、花粉のある時は香るが、花粉がなくなると香りがなくなる。つまり、最初は香るが、香りがなくなっても花は開いている。茶の花は香るも香らないも正解」
なるほど。面白い。ここまでで既に山中慎一朗的には「森林セラピー」の域を超えて「森林インストラクター」の領域に入ってしまっているが、果たして「そのセンサーは何なのか?」
花粉自体が香るのか?そんなことは無い。茶の花は自家受粉もする。花粉はなくならない。受粉受精したら香り成分がなくなるのか?そんなことも無い。すべての花粉が受精するわけではない。単に開花からの時間センサーなのか?動物媒受粉であるから花は香る。果たしてチャノキの花の香りセンサーはどんな遺伝子システムなのだろうか?樹木医である石井さんの答えを聞きたくなった。
「まったく森林セラピーから離れてしまった」
森林セラピーだったら「香った人は今日は大吉かも?香らなかった人は今日は小吉かも?また明日にでも花の香りをかいでみて下さい」
こんな感じで良いのだろう?
「森林セラピーで森林セラピスト・森林セラピーガイドは何を語り何を語らないのか?」mixiコミュニティでも。
コメント
コメントを投稿