今こそ動くべき被災者。

 山中慎一朗の個人的な提案。被災者の皆さん今こそ動きましょう。明るい時間に廃材を拾ってくるなど、疲れない程度の運動は次につながる。

 山にいると、自然の中にいると時間を持て余す。パソコンもない、テレビもない、ゲームもない、携帯電話もつながらない。

 そんな時は、歩くことが時間を動かしてくれる。

 体温も上がる。外に出てお湯を飲んでみよう。ホッとする。夜も眠れる。

 体温は動くことによって、温かいものを取り入れることによって、体が発する。

 毛布にくるんでいても、どれほどの暖房の中にいても、短時間のものである。温かいお湯を飲んで、動くことによって、体が熱を生み出す。

 薪を拾って、薪を割って、薪をくべて、人は三度温まることができる。と、ヘンリー・デビット・ソローは「森の生活」に書いている。

 今こそ生き方を考える時かと、山中慎一朗は思う。

 食事カロリーとのバランスを考慮に入れて。

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