手紙を出しに郵便局に行ったついでに本屋に寄ったら「元気になる!日本の森を歩こう」by日本の森を歩く会を発見。
さっそく手に取ると、かなり読まれたように既に折目がついている。多くの人に手に取られたことなのだろう。と、山中慎一朗も立ち読み。
執筆者の一人である田中淳夫氏のブログで、東京農業大学の上原巌さんが「今の森林セラピーおよび森林セラピー基地について苦言を呈している」「森林セラピーの問題点について、おおいに語り合った」との事なので、わくわくして読んだ。
確かに今までの書籍の文言ではなく、講演会でのお話し、プライベートでの会話に近づいているよう。
山中慎一朗は田中淳夫氏のブログから期待しすぎ。
もっと論理的な苦言と明確な問題点を読みたかった。
しかし、上原巌さんの文章(インタビュー?)から森林療法と森林セラピーの違いはより明確になった。
森林療法は、それを必要とする弱者を主体としたもの。
森林セラピーは、健常者と未病の方を対象とする医療費削減に貢献する補完代替療法を目指すもの。
NPO法人森林セラピーソサエティ今井通子理事長のライフワークとなっている。
根源から違うものとなる。目指すものビジョンも違う。
森林セラピーは自治体が主導して観光や地域おこしと絡めた民間ビジネスとしての展開を目指し、森林療法は地域と密着したボランティアとして発展してゆくことだろう。
どちらにしても森によって医療費が削減され、美しい森の明るい日本が見えてくる。楽しみ。
こんなところで、腰が痛くなり、立ち読みを断念して帰ることに。
田中淳夫氏の担当した第2部は次回の来店で読むことに。
多くの方が執筆にかかわっているので、発見も多々。是非ともご一読をおススメ。
立ち読みは犯罪ともとられるので、ご購入してのご一読を。
森林関係者にはすらすらと読めるが、一般の方にはこれでも難しいのかな?
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