今年初めてのキュウリ収穫から見た野菜の美味さとは?from森林プロデューサー

 野菜の美味さを有機、無農薬、無石油、自然農法と問うている。

 野菜は農協によって創られた品種。つまりJAの作農に適している。農法よりもどうやって食べるかが野菜の美味さを決める。

 地産地消はエコロジーとして提唱されたが、実は野菜の美味さに通じる。

 畑で、もぎ取り野菜を体験したことはあるだろうか?

 ほとんどの人が美味いと感じるもぎ取り野菜。何故だろう?今日のキュウリももぎ取り。美味かった。

 山中慎一朗の食感はキュウリ臭さがなく味気なかった。

 「みずみずしい」と表現されるもぎたて野菜。つまりはここにあった。

 水分量である。

 もぎたて野菜ほど水分量の多い状態はない。もいでから水分量はどんどん減る。それぞれの野菜の癖とアクが強まる。

 そんな野菜が当たり前に食べられてきた。

 水分量が多い野菜は癖が軽減され、柔らかく、甘く感じる。美味い野菜となる。

 現代人に合う野菜の美味さは、もいでから食べるまでの時間が決め手となる。癖のない柔らかさと甘さ。

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