森林セラピーガイド&森林インストラクター誕生

 初の森林セラピーガイド&森林インストラクターが誕生しました。これは宇宙で初めての事だと思います。間違っていたらご指摘ください。これは「森林セラピーガイド」といった名称を他の森林セラピー認定地で使っていない為に起こった事です。もしかしたら、森林セラピーをご案内するガイドの中で、森林インストラクターがいないかもしれませんが、そこのところは明確ではありません。

 なぜそれほどに森林インストラクターが少ないかというと、とても難しい試験だからです。今年も1,000人ほどの受験者の209人の合格者と2割ほどです。

 これもカラクリがあるのかとも思いますが、定かではありません。今年は昨年よりも難しい試験だと思いました。が、毎年同じ割り合いでの合格率は、問題が難しかった年には底上げをしているとの話を聞いた事があります。

 私が感じたのは、それぞれの年の試験の点数の合計が換算されているのではないかと思います。つまり、受け続ければいつかは合格するといった図式です。これはあくまでも私の想像です。でもそうであったら、なかなか面白い資格かなとも思います。つまり、一発ではなく、積み重ねが合格に繋がるとの事ですので、素晴らしいと思います。私も試験に合格しなくても、勉強した事に意義を強く感じる事が出来ました。もちろん合格したからの言葉なのでしょうが。

 「あなたは今まで森林インストラクターの筆記試験に合格するまでに多くの時間勉強されてきたと思います。その中で、どんな事が一番の勉強となりましたか?」と面接試験で聞かれました。この時に思ったのです。つまり、森林インストラクター資格は森林を総合的に勉強する為のものであると。なぜこれほど森林の広範囲の分野を網羅し、問題として、難題を投げかけるのか?それほどの無茶をするのか?どれほどのスキルを求めるのか?受験者としては理解に苦しみました。ただ、森林を勉強するにはもってこいの資格とも思いました。

 つまりそれが答えなのかと思います。森林の全ての分野を網羅して勉強させる為の資格なのだと。実習で案内してくれた森林インストラクターも言っていました。「森林インストラクターに合格してからもっと一生懸命勉強した」と。もちろん私もこれから多くを勉強したいと思います。それ以上に、多くの方に森林インストラクター試験にチャレンジして頂ければと思います。

 来年度からは、森林セラピー基地「山﨑山林」で「森林インストラクター養成講習会」を開催できればと思います。楽しみです。

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