森の哲学

 私が森に入った原点はヘンリー・D・ソローの「森の生活・ウォールデン」です。哲学を探しに森に入りました。以下は「森の生活・ウォールデン」からの文章です。

 私が森へ赴いたのは、人生の重要な諸事情に臨むことで、慎重に生きたいと望んだからである。さらに、人生が教示するものを学び取ることができないものか、私が死を目前にした時、私が本当の人生を生きたということを発見したいと望んだからである。人生でないものを生きたくはない。生きるということはそれほど大切なのであるから、やむにやまれぬ事情がないかぎり、諦めることはしたくなかった。
「森の生活‐ウォールデン‐」
住んだ場所とその目的 P139
ヘンリー・D・ソロー/佐渡谷重信訳

 ヒポクラテスはプラタナス、釈迦は菩提樹(ぼだいじゅ)、孔子は楷(かい)の木の下で悟り教えました。私は桂(カツラ)の木の下で悟りたいです。

 「自分は何のために生きるのか?」を森から学ぶお話です。

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