森林セラピーから森林浴へ1

 北海道唯一・全国民間初の森林セラピー基地プライベートフォレスト山崎山林の「森林セラピー」は山中慎一朗が開発してきました。山崎山林の森林セラピーはただ「森を歩く」ことから始めました。他の森林セラピー基地と違い、ガイド随伴でしか楽しめない限られたフィールドだからこそ「森を歩く」ことを重視したのですが、森林セラピー基地全国ネットワーク会議(事務局:社団法人国土緑化推進機構)の担当者から、気功、ヨガ、呼吸法、つぼ押し、アロマテラピー、ノルディックウォーキング、健康診断、ストレスチェック、カウンセラー等の「なんで森の中でするの?」と思われるようなメニューを取り入れるよう促されました。

 「森林セラピーは森林浴と違って能動的な健康と癒しのメニューを提供できるように」とのことでした。助成金を活用して山崎山林認定「森林セラピーガイド」養成講習会を開催して、様々なメニューの開発を進めました。とても勉強になり「森の中では何でもありなのかな」と思えるほどの可能生を感じました。

 2009年の6月にNPO森林セラピーソサエティの森林セラピスト・森林セラピーガイド資格試験が始まります。医師でなければ話せないような内容が教本には書かれています。大丈夫なのでしょうか?森林セラピーが認知されていないところで森林セラピーガイドが「森はうつ病を改善します」なんて言ってしまったら訴えられる可能性もあります。

 山崎山林は2009年4月から休林しました。今一度「森林セラピー」を考えるちょうど良いチャンスかと思います。山中慎一朗が始めたただ「森を歩く」森林セラピーを「森林浴」として継承します。

 山崎山林で活躍した森林セラピーガイド2号3号もいっしょになって山崎山林の森林セラピーを継承する「釧路湿原 森林ウォーカーズ ni-tay にタィ」を立ち上げました。

 森林セラピーから森林浴へ新たな展開を進めます。

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