大家さんが本を貸してくれまして「奇跡のリンゴ」を読みました。
7月26日のブログ「福岡正信の粘度団子」の流れです。
よく考えると、木の実であるリンゴ栽培は、もっとも林業に近い農業なのかもしれません。
薬を最も使ってない第1次産業は漁業でしょうか?その次に林業、そして農業となるのでしょうか?
遺伝子操作をしていないのは、やはり漁業、そして林業、農業となるのでしょうか?
どうやら自然に一番近いのは漁業のような感じがします。そして一番遠いのは農業です。釧路湿原フォレスト馬ハウスの周りには牧草地が広がっています。そこに自然の美しさは感じません。人為的な美しさです。カラマツの人工林を美しいと思うのと同じ感覚です。
リンゴを無農薬無肥料で育てて、とてもおいしかった。そんなところで止まってしまっては何の意味もありません。この本を読んでも私は「奇跡のリンゴ」を食べてみたいとは思いませんでした。人はあまりにも自然には無力であると思っている人がいる事を知ることができてもう満腹です。農薬会社、その他の多くの企業に踊らされ続けているのです。私は虫除けスプレーは気休めだと思っています。環境破壊に繋がるんじゃないかと思います。
森に来るお客さんの中には、虫が嫌いな方がいらっしゃいます。「虫がいなかったらこの森は死んでしまいます」とお話しすると少しは虫を毛嫌いしなくなります。もちろん草も生えます。そんな森を歩いても楽しめる服装と装備が必要かと思います。
草が生え、虫がいる中での「奇跡のリンゴ」がとてもおいしいようです。
草が生え、虫がいる中での「森」を楽しみましょう。奇跡のリンゴが待っているかもしれません。
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