阿寒湖温泉のアクティブでハイテンションなkちゃん。

 今日はkちゃんと呼ばれる女性とお話をしました。12月13日に雌阿寒岳に登頂した子です。とにかくアクティブで登山大好きな子です。私は出来れば係りたくないと思いまして避けていたのですが、今日一対一でお話をすることになってしまいました。

 隣のデスクにいつも座っているYツアーガイドのパソコンのデスクトップの写真が引き金でした。それは12月10日に雌阿寒岳に登頂した時の雪岩の写真です。

 kちゃんが阿寒観光協会に阿寒湖畔スキー場のポスターをとりにいらっしゃいまして、私としては事をすまして、おとなしくしていたのですが、この写真から声をかけられまして、もちろん避けることは出来ず実直なお話をさせていただきました。「私は登山が嫌いです」「危ないことをすることを避けています」と。

 そんなことを言ってもガイドです。しないわけにはいきません。完璧に安全と思えるトレイルを心掛けています。kちゃんに誘われましても喜んでお共することでしょう。

 私は山にフィトンチッドの癒しを求めに行くのですが、kちゃんは山にアドレナリンを求めて行くようです。もちろん私もkちゃんの気持ちはわかりますが、一生懸命が私にはもうないのかも知れません。山のアドレナリンはとても大事です。でもそのアドレナリンは私にとっては「一人」ということになっているのかも知れません。山を一人で歩くことが癒しと興奮の両方を一度に感じられるのかと思います。

 「アドレナリンを求めて山に行くのは、人生の中で何かが足らないからでしょう」とkちゃんに話をしましたら、「人生の何かをさとされたような」とのお返事でした。何故なのでしょうか?kちゃんは私の何かを知っているかのような感じがしました。

 阿寒湖温泉のアクティブでハイテンションなkちゃんとは、これからもいろいろと私とからむのでしょうか?

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