小国町の森林セラピーの旅。


 上の写真は森林セラピーロードではない。登米市から小国町に抜ける間にある国道。岩泉町の早坂高原の森林セラピーロードと変わらないような幅の舗装道路。車が走っていなければ十分、森林セラピーロードに見える。これが東北。もしかしたら、窓を開けて車を走らせれば、それだけでも森林セラピーになりそう。


 朝から小国町に入り、小国町役場の森林セラピー担当の佐藤さんから、森林セラピーのお話を聞かせていただく。昨年は700名以上の方が森林セラピーロードを散策しているとのこと。小国町は6月1日から11月10日までの期間しか森林セラピーロードを楽しめない中での集客。新緑の春と秋に多いとのこと。凄い。

 森林セラピー担当の佐藤さんのおススメで、マタギの郷交流館の伊藤良一館長(69歳)にお会いして、森林セラピーのお話を聞かせていただく。森林セラピーアテンダントミーティングの会長でもある伊藤良一さんの森林セラピーは「マタギの森林セラピー」。マタギの自然観を森林セラピーロードを散策しながら話が聞ける。やっぱ東北の森林セラピーは楽しそう。地元の業から生まれた自然とのかかわりから人の生き方を感じる。

 マタギの郷交流館の中で伊藤館長から話を聞いただけでも、森を感じさせてくれる。

 実際「マタギの学校」(大人一人1,000円)を、マタギの郷交流館で開催している。もちろん、こちらも体験させていただいた。なぜ熊を獲るのか?自然とのバランス?それ以上の何かが?と、マタギの歴史を聞くと多くを想像させる。日本の狩猟生活者とは?ルーツは?

 山中慎一朗が多くのアイヌから聞いた話を思い浮かべた。

 小国町の森林セラピーガイドは是非とも伊藤良一館長を指名したい。お申し込みは小国町役場の産業振興課の森林セラピー担当。大人一人5,000円から。「マタギの森林セラピー」は伊藤館長のご指名もお忘れなく。

 「森林プロデューサー山中慎一朗のブログを見た」と言ってもらえれば、話は早い。

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