先祖供養と森林哲学:静岡県袋井市の油山寺を歩く


 静岡県袋井市の油山寺を参った。

 今回、山中慎一朗が静岡県浜松市に新たな拠点を設けたのは、先祖供養からの展開であった。

 北海道鶴居村でお世話になった方から「先祖をお参りすれば、先祖の土地から新たな展開が始まる」と教えられ、浜松市に足を向けることになった。

 今日、何年振りなのか?確かな記憶も定かではない墓参りをした。もう20年近くになるのかと思う。これで今回、浜松に来た一番の目的が果たせた。

 そして、先祖の土地も歩いた。今は何も使われていない荒畑も見てきた。これから何かをするには相当な時間が楽しめそうだ。

 福岡正信の書籍の中で、先祖の話が未だ読み取れない。ソローの中でも記憶にない。宗教、哲学の話は多分にあるが、自身の先祖の話はあったのか?と思う。
 先祖供養、墓参りを機転とする山中慎一朗も「それが何故なのか?」は何も語れない。見えてくる時が来るのだろうか?

 「神様、仏様を裏切ることができても、ご先祖様は決して裏切れない。自身の存在を生み出し確定している全てのルーツであるから」との教え。

 静岡県ではモミジの紅葉の下に、サザンカの花が咲き乱れ、柳の芽が大きく膨らみ、梅の花芽も膨らみ始めている。
 先祖からの畑では大根、白菜、さつま芋と収穫が続く。

 北海道とは全く違く季節感覚の中に新たな拠点が生まれ、自然の中で生きる楽しみも膨らんだ。

 皆さまも年末年始にお墓参りなぞいかがでしょうか?

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