生活共同体、空想的社会主義from森林セラピスト森林哲学

 生活共同体は、空想的社会主義、ユートピア社会主義の流れかと感じている。

 プラトンの「国家」から始まり、トマス・モアの「ユートピア」、フランシス・ベーコンの「ニュー・アトランティス」などの書物にあらわれる。

 空想的社会主義は、マルクス、エンゲルスによって名づけられた。

 それはシャルル・フーリエによって確立され、フーリエ主義が誕生する。1825年ロバート・オウエンによってニューハーモニー共同体が実現されるが、1828年失敗に終わる。

 1841年ブルック・ファーム生活協同団体が生まれるが、1847年に撤退。

 エイモス・ブロンソン・オールコットによって1842年に誕生したフルートランズ生活共同体も、1843年に失敗。

 脱国家、脱経済を目指す生活共同体は、すべて金で失敗している。

 これからの生活共同体は、金ではなく、もの、者、物で動かす事によって脱国家をめざし、経済とのかかわりを最小限にすることができる。

 インターネットによるネットワークがカギを握る。

 山中慎一朗の森林セラピーは、森林哲学から空想的社会主義をも視野に入れている。

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