山しごと年間300日16年

年間300日程の山仕事を16年もしてくると「死ぬな」と思う日があったりする。

死にそうな人を何人か山から運び出している。

豪雨、嵐、雷、大雪、吹雪、山の恐ろしさを体感すると感覚がマヒしてくる。

これぐらいアリでしょ!とお客様をご案内すると恐怖におののく。

ここぞとばかりに山の怖さを伝える。

他人の命を預かっている自分は、安全確保で恐怖に襲われている。

死にそうになったり、他人の命を脅かしたりしたら、荒天時に山に行く事はなくなる。

さっさと山を下りて温泉にでも入ってビール飲んでバカ話で盛り上がる。

森林セラピスト山中慎一朗は使命よりも安全第一。

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